え~とね、細かい事に関しての言及はおいおい書いていくとしてまず最初の第一印象が……
・良く理解出来ずに面白くなかった。でも、何故か満足。・どんな形で有れ、アスカが元気で良かった。まぁ、この二つでしょうね。
舞台設定からしていきなりぶっ飛びすぎですもんw
14年後てw エヴァ破の次回予告はどこへいった、おいw みたいな(苦笑
序から破の時も次回予告のカットが何点か使われなくて苦笑いしたもんですが、今回は本当のその比ではありませんよ。完全に詐欺じゃないですか(ーー;)
で、14年後になったは良いけど、状況の説明は一切無しw
この辺りは、見ている側と主人公であるシンジ君をシンクロさせる為にあえて情報を見ている人間にも与えないようにしていたのでしょうが、それにしても次々と新たなる単語や、状況が息もつかせぬ間で過ぎていく前半戦。
しかも、ミサトさん達かつてのネルフメンバーはシンジを全くもって相手にしてくれない。どころか、ほとんど人間扱いすらしてくれません。
まぁ、この辺りに関しても後ほど考察していきますが(笑
で、シンジ君と同じような憤りを覚えている所で綾波……もとい黒波さん(笑)が迎えに来てくれます。この辺でようやく一息ですよ。
まずは、状況を整理させてくれっ!てな感じで。
でも、その後目の前に繰り広げられるのはシンジ×カヲル君の素晴らしい(笑)展開ときちゃう訳ですから。
そんな感じで結局最後まである意味怒涛の流れで、要約すると説明不足も良い所で気付くとフォースインパクトが失敗に終わり、あのエンディングに繋がる訳です。
呆気に取られている内に終わってしまった感が満載でしたね、正直。
おいおい、序・破と来て、この展開かよ……。説明不足、理解不能、だけど、無性にその辺りを人に語りたくなる見終わった後の衝動。
……そう、その時にふと思う訳です。そして、見ている最中の違和感と言うか、呆気に取られてる感じに答えが出る。
それこそが、
『ああ、エヴァを見たんだな』多分この一言で事足りるんでしょうかね?
いや、Qと同じくそれじゃ説明不足だろ!って突っ込まれかねませんが(苦笑
でも、感覚的には多くの面がそう言う事で一番しっくりくるんですよね。
とりあえず、作中が説明不足な割には膨大な量の見ている側に提示される状況。更に、キャラクターの行動。
ここはああなんじゃないか?いや、こうだろう?違う、こういう伏線があったから……。
昔のエヴァを見た後ってこんな感じではありませんでしたか?
自分は高1の時に初めてエヴァに触れてそれから既に8年が経ってます。もちろん、エヴァと言う作品を放映当時から触れている人と比べれば半分な訳ですが、それでも初めてエヴァに触れた後はしばらくその熱が冷めずに、かと言って周りにそれを語れる人が居なくて、ネットをこれでもかって位漁ってた訳ですがw
それとプラスして、これは自分が二次創作とか書く人間としての視点なのでしょうが、兎に角SSが書きたくなる(笑
自分のSS書きとしての始まりはポケットモンスターspecialと言う作品なのですが、言うまでも無くエヴァも自分に多大な影響を残しました。自分も結構色々な物に創作意欲を刺激されてSSとかを書いてきましたが、作品数で言えば、エヴァが間違いなくトップですね。
旧劇も『あのED』ですから(苦笑)、それこそ想像の余地なんて幾らでもありましたし、多くの方が星の数ほどのSSを書かれたと思います。そりゃあ、何度も言いますけどあんな終わり方ですから(苦笑
二次創作に、救いを求めたりもしたと思いますし、間違いなく自分もその一人ですから(^^;
そう、今回も正にそれなんです。エンディングに関しては、すげー語りたい事があるので別途にしますが、Qとしては基本的に救いようがなく、それでいて想像の余地がこれでもか!って位あります。
14年後な訳ですからね~(笑
破からQまでの間を想像するも良し、今回見え隠れしていたミサトさん達キャラクターの葛藤をもっと掘り下げるも良し、もちろんアスカ、そして、今回はカヲル君にもかなりの味があります。
かく言う自分も既にうずうずしてる訳ですよね。ミサトさんなんか、最初はわざわざシンジを見てから「碇シンジ君と呼んで良いのよね?」と本人では無くてリツコさんに確認したり、14年ぶりに再開したシンジ君を冷たくあしらったりした割には、いざとなると殺せない訳ですよ。
あの、マーク9がシンジを連れていく所で空に向かってシンジを殺す為のスイッチを翳して、あれだけ冷徹に振舞ってた割にはとうとうスイッチを押す事が出来なかったシーンなんて凄まじい印象が残っています。
しかも、画面は背中越しで表情が見えない訳ですから、あの部分のミサトさんの心情を鑑みるだけでSSが一本書けますわ(笑
もちろん、序・破とエンターテイメントに徹した二作品がエヴァではない!と言うつもりはありません。
あれはあれで、素晴らしい作品であるのは間違いない訳ですから。
ただ、それらとはガラっと色が変わった今回のQこそが、間違いなく我々がかつて苦しみ、そして色々な意味で渇望いたエヴァなんじゃないかな、とも思う訳です。
結構な長文になってしまいましたね(苦笑
まだ最初の印象を語るだけでそこまで長々と語るつもりは無かったんですが、ダメですな~。どうしても書きたい事が多すぎて、こうなっちゃいますよw
まぁ、ファーストインプレッションとしてはこういう感じで締めたいと思います。
と、その前にもう一つありましたね。
アスカが元気に、動いて戦ってた!もちろん、彼女にも14年間と言う歳月が流れていて思う所はめちゃくちゃあると思います。今回の劇中の行動を見ててもそれは分かりますし。
でもね、それでも。
どういう事情で、経緯で、どういう想いで。それもひっくるめて、アスカがちゃんと無事で良かった!!!
彼女についても今後色々と記事を書きたいのですが、今はみやむーのパンフレットの言葉を借りてこのファーストインプレッション記事を締めくくりたいと思います。
「アスカの行く末は幸せって信じてるから!」長文失礼足しました
また、次の記事でお会いしましょう!