けいおん!! 第13話 「残暑見舞い！」

あー、ね。今回は俺のあずにゃん回！異論は聞かないっ！ｗ
とまぁ、前回からの引きでの完全なあずにゃん回でした。
まぁ、ただ今回は前に憂・純ちゃんと一緒にやったお留守番回よりも、よりはっきりと「その時」の事をあずにゃんに意識させてきましたね。
あー、見ていて感動…とかではなく、感慨深い感じですね。
とは言え、けいおん！！も半分を過ぎてきましたし、作中でも夏休みを過ぎましたしこれはもう決着の為の回をもってくるのも納得ですけどね。
唯が序盤で、卒業後、自分達の未来に不安を持ったように、あずにゃんの不安もまた未来への物。
ただ、これは唯達が決して抱く事のなかったものです。唯達は一年生の頃から4人で軽音部をやってきた訳ですし、当然終わりもまた4人で一緒に迎えます。ならば、抱く不安と言うのはその先の事。要するにばらばらになった後ですね。とは言え、大学にみんな行くみたいですけど、大学に行った後も4人は付き合い続けていくのでしょう。
ならば、あずにゃんは？
となる訳ですし、その一人になる3年生時をあずにゃんが不安に思うのは当然の事。
これはこの二期序盤から度々匂わせていましたし、唯(達)の不安と言うのは個人的見解としましてはワンクール目で、曽我部先輩回・さわちゃん先生回・そして、夏フェス回である程度は伏線を張り終えたかなと思います。
そう。残るはあずにゃん。唯達が決着をつける時ってのは夏フェス回で纏めたように、4人一緒にその部分を描く事が出来ます。まぁ、個別の掘り下げもこの後あるのかもしれませんが、とりあえずは夏フェス回で主人公である唯については一先ずは決着済み。
今回、これまでもちょくちょく描いてきたあずにゃんの漠然とした不安を夢と言う形で具現化させてきました。
今までよりもはっきりと描いた訳です。
ラストに唯があずにゃんの手を取って走り出すシーンがありましたが、その後に唯達と梓は離ればなれになります。
ここは印象深い、良くも切ないシーンですよね。唯達4人は大学進学で別の大学に行けば今までよりも一緒にいる時間は減るでしょう。それでも、減ったとして、おそらくは梓と離ればなれになるよりかは減らないはずです。4人と梓が一緒にいる時間の方が少なくなるはずですよね。たかが、1年間です。でも、その1年の大きさは周りから見るよりも周りが考えるよりも当人達、特に梓にとっては本当に大きな物だと感じるはずです。

今回は、まだあずにゃんの不安を描いてきたに過ぎない。今後、唯達にとっての「曽我部先輩回・さわちゃん先生回」・「夏フェス回」のような役回りの回を作ってくる事に期待しています。
良いな～、あれだ、ライブBDを見た後だから、余計けいおん！に関してはいつもよりも2割増しで感傷的なんだよ、ちっくしょお！ｗ