閃光のナイトレイド 第10話 「東は東」

面白くなってきた！

前回の葵暴走フラグからまさか葛が裏切るとは…。いや、この中で一番可能性があったと今なら理解出来る。
高千穂勲の言っていた事や考えている思想が全て本心からの言葉かは分からないけど、こういう歴史の中では当然正義や悪と言う物は存在しない。
結局は皆自分が正しいと思い、行動しているのだろうし、結果から勝者が正しいと言われ敗者が正しくないと言われるのも歴史の常ですよね。
近代になれば少しは変わってくるんでしょうが、それでも闇の中に葬られた事実と言うのも多くあるんだろうと言うのは想像に難くないです。

と、ちょっと蛇足になったかもしれませんが、葵達桜井機関と袂を別った葛ですが、この判断を正しいとか正しくないなんてのは誰にも判断出来ない訳です。それを判断出来るのは、その判断を下した本人のみ。
彼は桜井機関とは違う道を選んだと言う、ただそれだけの事なのでしょう。

いや～何にしてもここでこの展開とは唸らせてくれる上に、納得してしまう。
これは自分が予想していた以上に面白い方向に物語が動き始めましたね。こうなるとこの作品の雰囲気上、最早葛が葵達の元へ戻ってくる事はないでしょうし、そこら辺の決着も含めて、この物語の結末が楽しみになってきました！

何故なんだ、葛！
この問いに彼が何と答えるのか、願わくばこちらが唸るような答えとやり取りをこの二人の今後の対峙に期待したいものです。