鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第58話 「ひとばしら」

今回も相変わらず面白かったけど、既に毎回恒例となっている原作との微妙な改変。
今回は正直微妙に感じました…。まず、一番気になったのがグリリンの慟哭のシーン。
特に額を打ち抜かれてからその先。あのシーンは原作と既に周辺が乱戦になっていてその流れで悲しんでいるところに不意に打ち抜かれると言うシーンですが、アニメの場合はまだ中央兵が完全には攻めてきてはいない為(ファルマンの頑張りのお陰ですが)、緊張感が薄れている気がしたんですね。だから、バッカニアがリンに扉を守ってくれって言うシーンもどうにも緊迫感がない。
まぁ、しんみりさせるには周りがバタバタしてない方が良いのは間違いなから、そういう意味ではこっちの方が良かったのかもしれないけど、その後のグリリンが降りていくシーンもちょっと白けたなぁ。やはり扉の前で暴れてこそだろうし、カッコつけるのは良いけど早く全身硬化しろよと(^^；
こうなると、バッカニアの願い→グリリン無双まで時間があくのが問題かな～。あの部分は原作の流れを大事にして欲しかったと言うのが個人的な感想です。
とは言え、あの中央軍とファルマン達の攻防が行われていた階段部分の描写が大総統無双の時からあったから、あの部分を使わないと(前述通りまだ中央兵が完全には攻めてきていない為)、グリリン無双が出来ないとと言うのもあったんで、致し方ないとも言えるんでしょうけどね…。

あと、マスタング一行の方はこれまた気になる引きで終わらせるなｗ
しかし、ホークアイの目線もしっかりと良い感じで引きだと思います！(^^ゞ