とある科学の超電磁砲 第22話 「レベル6(神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くもの)」

ただ今禁書5巻途中まで読んでます。
やべぇ、一方さんマジでかっこいいわ！(挨拶

木山先生の再登場には心が震えましたが、あっさりと木山先生陥落。
テレスティーナさんの方が一枚上手でしたね。
美琴は若干迷いながらも、現状からテレスティーナの方につく形に。これで意識不明の子供たちが救われれば木山先生は救われる事になるのでしょうが…。

でちょっと思ったのが木山の救いに関しては本当にそうかな？と言う所。
木山先生の目的は「意識不明の子供達を救う事」と思われています。
視聴者から見れば明らかにテレスティーナが怪しいと分かってるので、木山先生の教え子がテレスティーナに保護されるところは「うわ…」と思うかもしれません。まぁ、これでテレスティーナが普通に善人だったらそれはそれで良いのですが。
ただ、劇中の登場人物(美琴・木山)からすれば特にこれまでの木山先生の行動と執念からすれば子供たちを救うのが何より優先されると思われがちです。そして、子供たちを救う可能性は現状では美琴の言うように木山よりもテレスティーナの方が高い訳です。
確かにこのまま無理やりポルターガイストを引き起こすのも有りでしょうが、それは決して良いやり方ではありません。そんな事になれば覚醒した子供達にも何かしら悪影響が出る可能性は高いと予想されますしね。
それならば、最初の能力体結晶を使う方が余程安全で確実でしょう。
ならば、作中での情報で判断するならば美琴の判断は決して間違っているとは思えません。何しろテレスティーナが怪しいと思えるのは視聴者だけでしょうからね。これを踏まえて考えると。
木山先生は子供たちが連れていかれて、崩れ落ちた。別に子供達が救われる可能性が無くなった訳でもなく、むしろ高くなった可能性もあるのに。ならば、木山が絶望したのは何故か。
彼女にとって大事なのは、彼女が望むのは「子供達が救われる」と言う事ではなくて「子供達を自分の手で救う」事なのではないのかな、と。
そこには過去に子供達を犠牲にしたのは騙されていたとは言え、自分の所為だ、という罪の意識があるんでしょうね。
それを償う為には、人の手ではなくて自らの手で子供達を救うという想いがあるのではないでしょうか？

うん、まぁ、ここまでだらだらと書いておいて何だけど「だから何だよ！」って突っ込まれればそれまでなんだけどねｗ
この木山先生の望みを踏まえてこのポルターガイスト編がどこに着地するのか楽しみです。
木山先生の救い、そしてその望みの前に一度ならず二度まで立ちふさがった美琴。これにテレスティーナさんがづいうふうに絡んでくるのか。
ある意味では原作超電磁砲では描かれなかったレベルアッパー編の決着と言う位置のこの話。
何だかんだ言って物語の結末が楽しみです！